内池醸造では、2003 年より国際的な品質保証システム「ISO9001:2015」を取得しております。継続的な品質改善により、お客様にご満足いただける商品・サービスの提供をお約束いたします。
登録規格 | SO9001:2015・JIS Q 9001:2015 |
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登録認定機関 | JAB(日本適合性認定協会) |
登録認証機関 | 株式会社日本環境認証機構(JACO) |
登録範囲 | 醤油、味噌、つゆ、たれの設計・開発及び製造 |
認証番号 | QC08J0090 |
認証取得日 | 2003年10月31日 |
登録証 |
内池醸造では、各製造工程において重要管理点を段階的に確認し、全製品の安全性を保証するHACCPに基づいた管理を実施しています。その中核となる品質管理室では、熟達した専門スタッフにより、理化学検査、官能検査、微生物検査等、万全のチェック体制をとっております。
また品質データー解析に独自のコンピュータ管理システムを導入し、分析データーをスピーディに製造活動、販売活動に反映できる体制を整えております。さらに製造現場の衛生教育、洗浄指導、5S 内部監査等により工場内衛生の改善にも努めております。
内池醸造では東日本大震災以降、政府や自治体の指導に従い、放射能安全性を確保して参りました。産地や加工度より安全確認が必要と判断した原料につきましては供給者に対し「放射性物質に対する安全性が確保されていること」の確認を実施し、安全性が確認された原料のみを使用しています。
上記の検証のため随時、水・原料・製品について、社内での「Nal シンチレーション測定器」によるスクリーニング検査(写真)、もしくは外部分析機関の「ゲルマニウム半導体検出器」による放射性セシウム分析を実施しております。
日本農林規格等に関する法律(JAS法)に基づくJAS制度は、食品・農林水産品やこれらの取扱い等の方法などについての規格(JAS)を国が制定するとともに、JASを満たすことを証するマーク(JASマーク)を、当該食品に表示できる制度です。
内池醸造の工場はJAS制度に基づき、(一財)日本醤油技術センターより、「JAS認定工場」(Aシステム)と認定されております。
「JAS認定工場」(Aシステム)は所定の技術的水準を満たしており、自工場で製造した醤油を自ら格付けし、JASマークを付けて出荷することが認められております。
JASマークのついている醤油には「特級」「上級」「標準」のいずれかの等級表示がしてあります(下図)。
醤油のうま味成分であるグルタミン酸やその他多くのアミノ酸類は、必ず窒素分を含んでいるのが特徴です。したがって、醤油中の窒素分の多いものほど、うま味のある醤油ということがいえます。
等級表示するにあたっては、製造区分ごとに全窒素分などの基準が設けられており、良い醤油を選ぶときの大切な目安となります(下表)。
醤油JAS等級と窒素分
特級より窒素分が10%以上多い醤油(こいくちでは窒素分1.65%以上のもの)には「特選」という表示ができます。さらに、こいくち・たまり・さいしこみ醤油では,特級のなかで窒素分が特級規格より20%以上高いものに関しては「超特選」という表示が許されます。
醤油の製造時は味を調えたり、品質の変化を抑えるために、必要に応じた食品添加物を適正に使用します。
醤油に使用する主な添加物の名称と目的とその効果
内池醸造株式会社では、2021年12月に一般財団法人食品マネジメント協会(JFSM)が運営する
食品安全規格「JFS-B 規格」の適合証明を取得致しました。
「JFS-B 規格」は①食品安全マネジメントシステム(FSM)②ハザード制御(HACCP)③適正製造規範(GMP)の3つの要求事項で構成された、日本発の国際的な食品安全規格です。
内池醸造では今後もお客様に安全・安心な商品をお届けできるよう、さらなる品質管理体制の強化に努めてまいります。